realdragons

忖度なしでドラゴンズへの思いを綴ります

地力の差

改めて現実を突きつけられた感じ…


一番初めに感じたのはシーズン開幕戦の横浜との試合で、出てくる投手の差、対峙するバッターの差、勝負どころの能力の差、明らかに今Aクラスにいる3球団と比べ劣っていた。
それでも先週そのうちの2球団に6連勝しちゃったもんだから、意気揚々としちゃったな~。調子に乗るといいことないな。


大瀬良は初回から制球がアバウトだった。大島に投げたストレート2球はコースだけ見れば打ちごろ。だけど差し込まれてセカンドゴロ。それ以降もアバウトな制球を球威によりカバーしていた大瀬良の前にドラゴンズは決定的な仕事はできなかった。
梅津のできも、大瀬良と同じくらいだったと思う。ストレートは浮いたが球威によってファールになり、スライダーで空振りを奪えた。左バッターに対して怪しい場面はあったが、1巡目では危ない場面はほとんどなかった。
しかし差が見えたのは2巡目以降。梅津は西川にホームランを打たれた。1巡目で通用していた高めのストレートに対応された。しかも結果はホームラン。3位から捲るため一戦必勝態勢のカープとしては最高のゲーム運びとなった。
対してドラゴンズも代わった回に先頭の京田が塁に出るも、福田が真ん中のスライダーでゴロを打ち結果ゲッツー。あっという間に攻撃が終わった。
それからも福田、平田がチャンスで打席を迎えるも、いずれも甘いスライダーをミスショットし得点を奪えず。
そうした間にそれまで粘っていた梅津が小園に2ランを打たれ力尽きる。カープは理想的な勝ち方をした。


私個人的には今年の戦犯はビシエドだと思っている。
今のドラゴンズ打線には相手にプレッシャーを与える存在はおらず、本来その役割を担うべきはビシエドだとじゃないかと。
今の各駅停車打線では1点取るのに3安打必要で、いくら総合的に打率が高くても1イニングで3安打以上出ることは1試合でもそうそうない。そもそも走者なしとランナーが出た状態では投手も攻め方を変えてくるため、単打であってもランナーありだと打つのは困難。でも1本でも長打が出たら2安打以下で1点をとれる。
1点ビハインドの展開、先頭バッターだったビシエドはスライダーを左手一本で打ってショートへのハーフライナーに倒れた。続く高橋は真ん中低めのホームランボールをライト前に運んだ。今日はこの二人のこのバッティングに、げんなりした。
違うだろうと。君らがランナーいない状態で確実性を重視してどうするの、と。1点差なのに。ホームランで同点なのに。そうじゃなくても下位打線に下っていく中、初めから単打狙いで出塁してどうするのと。結果アウトになってもいいじゃない。四球ならなおいいじゃない。一発を打てるのは選ばれた人だけなのに。
っていっても、少しでも大振りになったら、大瀬良レベルの投手を打つことはできないんだろうな~。だから、同じできだった梅津をホームラン2発で仕留めたカープの強さよ。地力よ。これが、今の上位との差だ。まあ同じできと言えど大瀬良の攻め方も1巡目から全球種使ってたから、その時点で覚悟の差が明白だったわ。明日は強い思いでゲームに臨んでほしい。


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